FC2ブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
密室コレクション(犯人当て版)
密室コレクション(犯人当て版)
 大学に入ってすぐに書いた作品。文芸サークルに入部するとき、持って行こうと思って書いたが、出来が悪くて、未だ封印されている作品でもあります。
 久し振りに書いた作品であり、しかも、初めての叙述トリックということでやはり不出来です。
 叙述トリックとしてもおかしい。しかも、密室コレクションの個性がまったく生きていない作品。
 個人的には不満な点が多すぎます。

以下本文です。
密室コレクション

 ところで。
 推理小説には叙述トリックという部類のトリックがある。
 これはね、物理的な騙しでなく、小説特有の、つまり小説の文章で読者を騙すっていうもの。
 実際は簡単な事件だけど、読者に不可能犯罪だと思わせるトリックなのさ。だから読者はこのエセ不可能犯罪を見破ろうねってこと。
 例えば、ある人物を死んじゃったように書いたり、昼なのに夜だと思わせるように書いちゃったり。
 でも、どこかに矛盾ができちゃう。そこから不可能犯罪を崩すという方式。
 それゆえ、推理小説を読むときはそういうことも可能性に考えておいてもいいかもしれないね。

~問題編~
登場人物
槍ノ目 翔(やりのめ しょう)・・・・・・・・・・・・『密室コレクション』会長
小鳥野 澄香(ことりの すみか)・・・・・・・・・・・『密室コレクション』副会長
愛葉 ななめ(あいば ななめ)・・・・・・・・・・・・『密室コレクション』会員
柿丸 斎(かきまる ひとし)・・・・・・・・・・・・・『密室コレクション』会員
相模 城太郎(さがみ じょうたろう)・・・・・・・・・『密室コレクション』会員
莨谷 めがみ(たばこだに めがみ)・・・・・・・・・・高校1年生
磨葉 理屈通し(するは りくつどおし)・・・・・・・・高校2年生


 理屈通し、莨谷を含めた『密室コレクション』メンバーがA棟に到着したのは午後3時。
 バスを降りてからの1時間の山道。ゴールデンウィークは実際、ハイキングとなった。
 ところが、この集団の目的目論見は、森林浴のハイキングでもないし、体力作りのワンダーフォーゲルでもなければ、そもそも、外出することですらもない。
 彼らの目的は随一にして単純かつ明白。それすなわち『鍵』なのだ。
 というのは、このメンバーは『密室コレクション』という会の会員である。正式メンバーは5人。鍵をこよなく愛する集団。日夜集まって鍵を閉めたり開けたりして楽しむ会。
 ゴールデンウィークにメンバー揃って、会長、槍ノ目の別荘に泊まりに行くことになった。そこで、会員の1人、相模城太郎は同級生の莨谷めがみとその1つ上の先輩、磨葉理屈通しを誘ったのである。

「莨谷さん。一緒に鍵を閉めたり開けたりしにいかない?」
「嫌ですぅ」

「磨葉先輩、鍵しません?」
「嫌」

 と2人とも愛想よくOKしてくれた。こうして『密室コレクション』略して『ミッション』メンバーと2人ははるばる山奥まで足を運んだのだ。

 ところで、A棟は宿泊のみの建物。部屋は3つだけ。玄関から奥に続く廊下が1つ。廊下の右手に3つの扉が並んでいて、玄関に近い方から扉にそれぞれ1、2、3と番号が書かれている。更に玄関には、部屋の鍵が3つ吊るしてある。それぞれA1、A2、A3と書かれている。廊下の奥に固定電話が1台ある。
 理屈通しと莨谷と相模は1の部屋、小鳥野と愛葉は2の部屋、槍ノ目と柿丸は3の部屋で宿泊することになっている。実際に活動するのはB棟だというので、荷物をそれぞれの宿泊する部屋に置き(荷物は鍵付き鎖で部屋に固定、鍵は本人のみが持つ)、みんな揃って移動する。B棟まで徒歩30分。B棟はA棟とまったく同じ構造の建物だった。
まず、玄関の扉の鍵をみんなで10分、観賞。
1人1人開け閉めして周り、全員(2名除く)がし終わると建物に入る。
次に、玄関にある豪華な鍵をみんなで10分、観賞。
「これはマリー・アントワネットが使ったかもしれないといわれている鍵です」相模。
「僕のポケットには、僕が確実に使ったであろう鍵があるんだけど」理屈通し。
 部屋に着くとみんな(2名除く)で持ってきた鍵を見せ合って、開けたり閉めたり開けたり閉めたりする。
 それが終わったのは午後7時のこと。自由時間となる。
 相模を追い出し、理屈通しと莨谷は2人っきりでB棟の1の部屋にいる。
「やっと鍵から開放されましたねぇ」莨谷はくすぐったい口調で言う。
「一生分の施錠を済ませた気分だね」理屈通しは5月というのに着込む黒いコートを靡かせて言う。「もう当分、鍵を閉めなくてもいい気がする。ね、メガ。鍵の起源っていつだっけ?」
 『メガ』というのは『莨谷めがみ』のこと。みんな『めがちゃん』と呼ぶが、理屈通しだけ『メガ』と呼ぶ。
「確か、紀元前2000年のエジプト錠からだったとぉ・・後にギリシャでですねぇ・・・」
 って、またまた鍵のお話。
 2人っきりの夕方を鍵の話で潰す。
 油断も隙もありません。
 貴方の心にも鍵の魔の手が忍び寄っているかもしれません。

 2人が鍵と現実との境を行き来していたのは2時間。
 つまり、午後9時にB棟の1の部屋に小鳥野が入ってきた。
「めがちゃんと磨葉君。相模君は見なかったかしら?」
「見たくもありません」
 話を聞くと、夕食の支度ができたらしいのだが、相模の姿が見当たらないのだという。無論、この部屋には相模はいない。みんなで探そうということで、全員(相模を除く)揃って1,2,3の部屋を確認するが、誰もいない。B棟の周りを探したり、大声で呼んでみたりするが返事がない。辺りはもうとっくに暗い。嫌な感じ。
「この棟にはいないかもね」理屈通しは言う。
 そこで全員(相模を除く)でB棟を離れた。


 その結果、相模は1の部屋で死んでいた。
短刀で喉を刺されている。初め、その部屋には鍵がかかっていた。鉈で扉を壊し(鍵を壊そうとしたが、メンバーに強く否定された)死体発見に至ったのである。窓には内側から鍵がかけられ、外から鍵を開閉することはできない。そして相模のズボンのポケットにはA1と書かれた鍵があった。扉は外からでは鍵を使わない限り鍵をかけることは不可能で、扉に隙間はない。内側からはノブの回転式で鍵を開閉することが可能。つまり、この部屋は窓と扉による密室だった、と言い切れる。
現場には死体の他、凶器である短刀と、デスクとその椅子のみがあったが、理屈通しはその鋭い観察力ゆえ、床に長い縮れた毛が落ちていることに気づく。
 ちなみに、ここは十分に山奥であるため、民家はなく、バス停まで徒歩1時間。ただしバスは明日の朝まで来ることはない。更に先日の大雨の影響で唯一の橋が流され、警察の到着は本日中には期待できない。
 ついでに、相模は十分に自殺をするような人とは思われず、他殺だとみんな考えた。それゆえ、お互いがお互いを疑い始め、重い雰囲気になってくる。それを打破すべく、やっと、オーディエンスの2人が行動開始を余儀なくされたのだ。

「理屈先輩ぃ」莨谷が理屈通しのことを呼ぶときは『理屈先輩』と呼ぶ。「ここは私たちがはっきりさせましょうぉ。事件解決は警察に任せてですねぇ、私たちはアリバイを確認するんですぅ」
「アリバイって、もともと何語か知ってる?」
「ラテン語ですぅ」と答えつつ莨谷は理屈通しを睨む。「真面目にやってくださいよぅ!」

 莨谷はかなり小柄。髪はショートのストレート。キャミソールにミニズボン、どちらも水色。目が大きく童顔であるため、小学6年生と間違えられても無理はない。
 一方、理屈通しは長身で細身。常に黒いコートを着込んでいる。特に真夏は放火犯と間違えられても無理はない。
 つまり何が言いたいかというと、あまりこの2人が例えコンビを組んだとしても大して相手にされないだろうということ。期待することなかれ。

2人は無理やり残ったメンバーを1つの部屋に集め、別の部屋で1人ずつ話を聞くことにした。
「初めは槍ノ目さんがいいな」と理屈通しの気分で事情聴取は始まった。
 部屋には理屈通し、莨谷、槍ノ目のみ。
「えっとですね。7時ごろ、どこにいました?」
「B棟の3の部屋だ」
 槍ノ目翔。年齢は40前後。今は亡き相模の話によるとどこかの社長さんらしい。経営は上り調子でその利益を鍵につぎ込んでいるとか。最近、南京錠に凝っているとか。
「何をしてました?」
「パソコンで会社のコンピュータにログインしておったんだが」
 ということで。
 実際にノート型パソコンを出してもらい、コンピュータのデータを見せてもらう。そこには7時から9時までしっかりログインの形跡が残っていた。また、コンピュータでは2時間、チャットをした形跡がある。またノート型パソコンは充電が切れていてコンセントを使用しなくてはいけないとのこと。
「ところで槍ノ目さん。時計、5分遅れてますね」
「え?本当だね」と言って、正しい時間に直す。確かに5分遅れていた。
「でも、犯行は無理ですねぇ」莨谷は穏やかに言って、槍ノ目を返す。

「次は小鳥野さんがいい」と独断で決まる。

 部屋には理屈通し、莨谷、小鳥野のみ。
 小鳥野さんは20代後半くらいの女性。身長は高く、長いポニーテール。緑のロングスカート。眼鏡をかけていて、キャリアウーマンって感じの人。
「7時ごろ何してました?」
「私は・・」
 廊下の奥の電話で、驚くべき長電話。2時間も喋りっぱなし。
 ということで。
 実際に電話を調べてみる。なんと電話はFAX、コピーつきのハイテクなもので小鳥野さんの通話の時間帯が明記されている。
「ああ、小鳥野さん。裁縫道具持ってましたね?裾がほつれたんです。貸してくれますか?」
 理屈通しは携帯用裁縫道具を受け取る。
「あれ?黒い糸、前に見たときよりもかなり減ってません?」
「そ、そうかしら?」
「でもこれじゃ犯行は無理ですねぇ」莨谷は安らかに言って、小鳥野を返す。

「次は愛葉さんだね」と偏見で決定。

 部屋には理屈通し、莨谷、愛葉のみ。
 愛葉はなんと理屈通しと同い年だった。気が合うかもしれない。
 中肉中背。長めの髪でツインテール。黒いワンピースを着ていて、なんかクラスメートにいそうな感じ。そんな冗談を言おうかと思った理屈通しだが、本当にクラスメートだったら気まずいのでさっさと本題に入る。
「えっとえっと、7時に何をしてた?」
「あのね・・」
 どうやらB棟の裏にある倉庫に見学に行っていたようだ。もちろん、鍵の見学。30分ほどで帰ってきて、B棟の2の部屋で柿丸と一緒にいたという。
 ということで。
 実際に別々に小鳥野と柿丸に訊くとどうやら事実だと判明した。
「これじゃ犯行は無理ですねぇ」莨谷は優しく言って愛葉を返す。

「最後は柿丸さんだったよね」最後の1人。

部屋には理屈通し、莨谷、柿丸。
度のきつい眼鏡をかけた縮れ毛で長髪の男。大学生だという。何でも鍵の研究をしているらしく、理屈通しらは鍵について集中講義を受ける。鍵の奥深さと、『ミッション』を偏見の目で見ていた誤りに気づかされ、いよいよ事情聴取を開始する。
「7時ごろ、どこで何をしていましたか?」
「7時ごろですか・・」
 ネットゲームをしていたのだという。持参のノートパソコンは充電が切れていて、コンセントを使用とのこと。
 ということで。
 実際にパソコンを出してもらい、ネットゲームのデータが7時から9時まで残っていることを確認させてもらう。ゲームプレビューを見ても、どう考えてもパソコンの前で誰かが操作していなくてはいけない。また、充電が切れていてパソコンを使用するにはコンセントが必要であることも本当だった。
「これじゃ、犯行は無理ですねぇ」とメガは優しくに言って柿丸を返す。

 ちなみに、B棟の1の部屋。つまり理屈通しと莨谷が鍵話で7時から9時までいた部屋の窓からは出られない。窓の外がちょうど崖になっている。更にずっと廊下にいた小鳥野の証言により、2人にずっと部屋にいたというアリバイが保障された。

 一通りの事情聴取が終了し、2人はメンバーのいる部屋に行く。
「理屈先輩ぃ」莨谷は部屋に入るとこっそり言う。「分かっちゃいましたぁ?」
「え?分かってないの?」


読者への挑戦
 犯人を当てよ。ただし、犯人は登場人物の中の誰か1人で、それ以外の人物、または共犯はないものとする。また自殺はありえないとする。鍵は必ずそれに書かれた記号の部屋の鍵のみと一致し、同じ鍵は2つとして存在しないものとする。

~問題編・END~


 というのがね、とある文芸部に見てもらおうという小説の問題編。僕(理屈通し)はその素人作家に読ませてもらったというわけ。本人は今いない。いるのは僕とメガだけ。
「先輩ぃ、どうですぅ?」
実在の人物で殺人事件を書いてほしくないない、というのが正直な感想。
「私、実は分からないんですぅ。密室は完璧ですしぃ・・・」
「いい?これは叙述トリックだよ。完全犯罪に見えるけど、実は簡単な事件なの。ある部分を省いたり、あることを誤解させるように書いたりしているから完全犯罪だと読み誤るだけだよ」
「具体的にどういうことなんですぅ?」メガは小首を傾げてみせる。

以下、回答を述べる。
まだ考えたい人はここからは読まないべき。
「矛盾を探すこと。ここから始まる。例えば、今回の事件。殺人現場がおかしかったよね」
「そうですかぁ?」
「ほら読んでみて」僕はパラパラとページを捲る。

現場には死体の他、凶器である短刀と、デスクとその椅子のみがあったが、理屈通しはその鋭い観察力ゆえ、床に長い縮れた毛が落ちていることに気づく。

「そして、ここも読んでね」

実際に活動するのはB棟だというので、荷物をそれぞれの宿泊する部屋に置き(荷物は鍵付き鎖で部屋に固定、鍵は本人のみが持つ)、みんな揃って移動する。

「自由時間までみんなA棟にはいなかったんだよね。そしてその後もアリバイが確認されている時間帯にはB棟にいた。いい?A棟の1の部屋には僕らの荷物があったんだよ?それは本人でなくては動かせない。そして僕たちは7時から9時までA棟の1の部屋には行かなかった。ならば、殺人現場には僕らの荷物がなくてはいけない。おーけい?」
「おーけい、ですぅ」
「それゆえ、殺人現場はA棟の1の部屋であってはいけない。それでは殺人現場はB棟の1の部屋だったのか?それもない。読んで読んで」次の文章をメガに読ませる。

話を聞くと、夕食の支度ができたらしいのだが、相模の姿が見当たらないのだという。無論、この部屋には相模はいない。

「殺人現場は1の部屋だけど、A棟でもB棟でもダメ。その他の棟が存在しなくてはいけないってこと。それじゃ、解決編を読んでみよっか」


~解決編~
「この棟にはいないかもね」理屈通しは言う。
 そこで全員(相模を除く)でB棟を離れた。

 全員(相模を除く)はまず、A棟に到着した。2,3の部屋をそれぞれ確認するが、荷物があるだけだ。1の部屋の鍵は相模が持っているので中が確認できない。ノックをしても返事がない。
「窓から中を見てみましょうぉ」と莨谷が提案。
 全員(相模を除く)がA棟の1の部屋を確認する。確かに、その部屋には荷物のみがあるだけで相模の姿は見当たらない。
「そうだ」と槍ノ目は言う。「実はC棟がB棟の近くにあるんだよ」
「じゃ、行ってみよう」
 ちなみにC棟の存在は『密室コレクション』メンバーであるなら誰でも知っているようだ。

 全員(相模を除く)がC棟に到着する。玄関の鍵かけにはC1の鍵が吊るされていなかった。
 C棟の1の部屋には鍵がかかっていたため、鉈で扉を破壊し、そして相模の死体を発見した。


一通りの事情聴取が終了し、2人はメンバーのいる部屋に行く。
「理屈先輩ぃ」莨谷は部屋に入るとこっそり言う。「分かっちゃいましたぁ?」
「え?分かってないの?」
 理屈通しの声は大きかったため、部屋の時間が一瞬、止まる。
「まさか、磨葉くん、事件が分かったの?」愛葉は言う。
「うん。理屈を通しただけだけどね」続ける。「屁理屈だけど、聞きたい?」
 そう言って、磨葉は部屋の中央までゆっくり歩く。
「まず、犯人はC棟の1の部屋に行くよう相模に言っておく。そして7時から9時の間にC棟の1の部屋に行って、相模を殺害。その後、部屋の外からC1の鍵で鍵をかけてその鍵を鍵かけに返さなかった」続ける。「そんなことができるのは7時から30分間のアリバイのない愛葉さんだけだよね」
 翌日、警察が到着し、愛葉は自首する。
 初めは相模を殺す気などなく、2人っきりで鍵の話がしたかっただけだったらしい。しかし、鍵のことで口論になり、衝動的に登山用に持ってきた短剣で指してしまったのだという。C1の鍵は捨ててしまったらしい。
 ということで
 くれぐれも、鍵に御用心あれ。

~解決編・END~

磨葉、莨谷にアリバイがあり、A棟の1の部屋の荷物は彼らでなくては動かせないため、殺人現場はA棟でもB棟でもない。自殺はありえないので、犯人は槍ノ目、小鳥野、愛葉、柿丸、磨葉、莨谷の誰か。アリバイがないのは愛葉のみ。それゆえ愛葉が犯人。
スポンサーサイト

テーマ:小説 - ジャンル:小説・文学

【2008/04/02 23:05】 | 理屈通しシリーズ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<ともあれ、あいうえお順なら理論も整然。掃除記のこと | ホーム | 密室コレクション>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://rinotsuranuki.blog47.fc2.com/tb.php/8-31214f84
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。